地声ミドルボイスへのアプローチ [ボイストレーニング]
地声要素の強いミドルボイスを出すコツを紹介します。
コーディネートファルセットしか出せない、弱々しいミドルしか出せない人は参考にしてみてください。
※ミックスボイス、ではなくミドルボイスなので注意
(当ブログにおけるミドルとミックスボイスの違いは後述)
▼当ブログにおけるミドルボイスとミックスボイスの違い
・ミドルボイス≠ミックスボイス
・ミドルボイスは喚声点付近の声
・ミックスボイスはチェスト~ミドル~ヘッドボイスがある程度まとまった状態
・ミドルもミックスボイスも地声扱い(裏返すことができるため)
※地声→喚声点以降の音域でも力があり裏返す事ができる実声状態と定義
▼対象者、効果的と思われる人
・地声~裏声間の行き来がある程度自由にできるが、声に力や密度が出せない
・喚声点から上の音域に地声の音色を加えることができない
・喚声点付近が不安定
・裏声の閉鎖など色々な方法を試してみたが、効果が無くキッカケがつかめない
以上をふまえた上での地声ミドルボイスのコツがコチラです。
▼地声ミドルボイスのコツ
喚声点からやや下の音域(チェストの高音部分)で地声をひょいっと入れ込むイメージを持ち、喉ちんこの裏側で地声を作り思いっきり出してみる。
「そこで地声を作る」が重要で、「そこに裏声入れて地声に聞こえさせる」ではありません。
イメージとしては、痰を切る時の場所に近いかも(汚くてすみません、、、)
そして、そのイメージのまま喚声点からやや下の音域(mid2c~mid2f )を地声で思い切り出してみる。
思い切り地声を出すと力みが入り張り上げになる悪い発声では?と思った方もいると思いますが、対象者を絞った理由がここにあります。
地声~裏声をある程度自由に行き来できる人であれば、声を出す筋肉はある程度整っているはずなので、チェストボイスの高音部分で地声の音色を残したまま裏声要素を上手に取りこめる可能性があるのです。
これがうまくいけば、地声の重さを残しつつキレ味が増したような鋭く爽快感のある声が出ます。
裏声要素を借りた地声発声という感覚が体感できるかと思います。
地声~裏声をある程度自由に行き来できる!
強い裏声は出せて女性ボーカル曲も歌える!
・・・けれどやっぱり裏声で歌っている感覚が消えない、という人に足りないのは何でしょうか?
個人的な意見だと、「発見」だと思います。
つまり、ミドルボイスを発声する喉や声帯の使い方です。
結局、ミドルボイスには、「筋トレ」と「発見」の2つが不可欠なのです。
筋トレは、チェストやファルセットの発声で必要な筋肉を鍛える
発見は、その鍛えられた筋肉をどの様に利用するか試行錯誤
それなりにボイトレは続けているけどミドルボイスができない、という人に足りないのはおそらく後者ではないかと思います。
前者だけでは、筋肉を利用し「自分が知っている筋肉の使い方だけ」で発声するので、強い裏声だけの状態から抜け出せないのだと思います。
▼まとめ
・ミドルボイスに必要なのは、「筋トレ」と「発見」
・地声~裏声間をある程度自由に行き来できる人は、喉ちんこの裏側で地声を作り思いっきり発声する
それでは、良きカラオケ・バンドライフを!!
コーディネートファルセットしか出せない、弱々しいミドルしか出せない人は参考にしてみてください。
※ミックスボイス、ではなくミドルボイスなので注意
(当ブログにおけるミドルとミックスボイスの違いは後述)
▼当ブログにおけるミドルボイスとミックスボイスの違い
・ミドルボイス≠ミックスボイス
・ミドルボイスは喚声点付近の声
・ミックスボイスはチェスト~ミドル~ヘッドボイスがある程度まとまった状態
・ミドルもミックスボイスも地声扱い(裏返すことができるため)
※地声→喚声点以降の音域でも力があり裏返す事ができる実声状態と定義
▼対象者、効果的と思われる人
・地声~裏声間の行き来がある程度自由にできるが、声に力や密度が出せない
・喚声点から上の音域に地声の音色を加えることができない
・喚声点付近が不安定
・裏声の閉鎖など色々な方法を試してみたが、効果が無くキッカケがつかめない
以上をふまえた上での地声ミドルボイスのコツがコチラです。
▼地声ミドルボイスのコツ
喚声点からやや下の音域(チェストの高音部分)で地声をひょいっと入れ込むイメージを持ち、喉ちんこの裏側で地声を作り思いっきり出してみる。
「そこで地声を作る」が重要で、「そこに裏声入れて地声に聞こえさせる」ではありません。
イメージとしては、痰を切る時の場所に近いかも(汚くてすみません、、、)
そして、そのイメージのまま喚声点からやや下の音域(mid2c~mid2f )を地声で思い切り出してみる。
思い切り地声を出すと力みが入り張り上げになる悪い発声では?と思った方もいると思いますが、対象者を絞った理由がここにあります。
地声~裏声をある程度自由に行き来できる人であれば、声を出す筋肉はある程度整っているはずなので、チェストボイスの高音部分で地声の音色を残したまま裏声要素を上手に取りこめる可能性があるのです。
これがうまくいけば、地声の重さを残しつつキレ味が増したような鋭く爽快感のある声が出ます。
裏声要素を借りた地声発声という感覚が体感できるかと思います。
地声~裏声をある程度自由に行き来できる!
強い裏声は出せて女性ボーカル曲も歌える!
・・・けれどやっぱり裏声で歌っている感覚が消えない、という人に足りないのは何でしょうか?
個人的な意見だと、「発見」だと思います。
つまり、ミドルボイスを発声する喉や声帯の使い方です。
結局、ミドルボイスには、「筋トレ」と「発見」の2つが不可欠なのです。
筋トレは、チェストやファルセットの発声で必要な筋肉を鍛える
発見は、その鍛えられた筋肉をどの様に利用するか試行錯誤
それなりにボイトレは続けているけどミドルボイスができない、という人に足りないのはおそらく後者ではないかと思います。
前者だけでは、筋肉を利用し「自分が知っている筋肉の使い方だけ」で発声するので、強い裏声だけの状態から抜け出せないのだと思います。
▼まとめ
・ミドルボイスに必要なのは、「筋トレ」と「発見」
・地声~裏声間をある程度自由に行き来できる人は、喉ちんこの裏側で地声を作り思いっきり発声する
それでは、良きカラオケ・バンドライフを!!
こんにちは、初めまして。
ボイトレ関連の記事をいくつか読ませていただきました。
参考になる点もあれば、それは違うのでは?
という意見が正直なところです。
ところで、管理人さんはご自身の歌っている音源、または発声している音源は無いのでしょうか?
もし言葉だけで、ボイトレを語っているというのであれば説得力に欠けます。
やはり、管理人さん自身が「ちゃんと出来ている」と証明できない以上は、どんなに言葉でボイトレを語っても、「この人はミックスボイス出来るの?」で終わってしまいます。
実際、有名なボイトレサイト「れみぼいす」ですら自分の歌っている音源は載せていませんので、説得力に欠けます。
上手い下手は置いておいて、ボイトレを語るなら「自分のアカペラの音源」をアップするのは必然ではないでしょうか。
自分は出来ないのに、さも出来るかのように書いているボイトレ関連の記事が沢山あるので疑問、質問、意見を書かせてもらいました。
もしも、管理人さんに都合の悪い内容であればスルーしてくださって結構です。
by アレクセイ・ボンダレンコ (2017-01-15 13:43)
■アレクセイ・ボンダレンコさん
初めまして、コメントありがとうございます。
>参考になる点もあれば、それは違うのでは?という意見が正直なところです。
そうですね、プロの方に見てもらったことは無いので誤っているところも多々あると思います。
あくまで素人の一意見、試してみて何か掴めば儲けもん程度に考えて頂ければと思います。
>もし言葉だけで、ボイトレを語っているというのであれば説得力に欠けます。~最後まで
そうですね、全く仰る通りかと思います。
自分の声をネット上にアップするのは抵抗があったので、音源を用意することはありませんでした。
とは言うものの、文章だけでは説得力に欠けるだろうとは自分でもずっと思っていたのも事実です。
今後、自分の音源を載せるお約束はできませんが、前向き検討してみます。
ご意見ありがとうございました。
by まさゆき (2017-01-15 18:58)
とんでもないです。
コチラこそ、突然不躾なコメントをしてしまったと少しばかり反省していたとことでした。
しかし、管理人さんの真摯な対応に感銘を受けました。
私もブログを運営していますが、管理人さんの対応の仕方はとても大人な対応でスマートです。
そういったスマートさ、参考にさせて頂きたいと思います!!
音源も、無理に用意する必要はありませんが、あったら良いよね!!
って事を言いたかっただけなんです。
少し強めの口調になってしまったこと・・・ご容赦下さい。
スミマセンでした。
by アレクセイ・ボンダレンコ (2017-01-15 19:13)
■アレクセイ・ボンダレンコさん
いえいえ、こちらこそご意見ありがとうございます!
感覚の要素が強い分野だからこそ文章だけでは説得力が無いですし、真似するのも難しいですよね。
私もボイトレを始めて日が浅かったころ、丁寧に説明しているサイトを見てはいたものの着地点が分からず、よく首をかしげていましたw
改めて、自らサンプルを提供しているサイト管理者様や動画投稿者の方の行動力と勇気を見習わなければと思いますね。
by まさゆき (2017-01-15 21:58)