ミックスボイスとコーディネートファルセットとヘッドボイスと [ボイストレーニング]
ミックスボイスと似ている歌い方として、コーディネートファルセットというものがあります。
ヘッドボイスとミックスボイス、そしてコーディネートファルセットの特徴を比較していきます。
まず、コーディネートファルセットがどういうものかと言うと、文字通り強化したファルセットです。
通常の裏声のように弱々しい声ではなく、かと言って完全な金属音的な声でもない、適度な柔らかさと、適度な金属音が混ざったような声になります。
僕の場合だと、聴いた感じでは、柔らかさ7割、金属音3割といったところでしょうが人それぞれです。
・喚声点で裏返ることはなく、地声~裏声間を行き来することが出来る
・喚声点付近では裏声に切り替わったような感覚が残る
・声質が柔らかいので、しっとりしたバラード系(EXILEとか森山直太郎とか)にはマッチする(彼等がどの歌い方かは知りませんが)
逆に、力強く歌えないというデメリットもあります。
強化したと言っても、あくまで裏声なので、地声のようなガラガラ声、力強さを出すことができません。
ゆえに、ハードロック系統では声が綺麗になりすぎて物足りなくなります。
特に、喚声点付近は弱くなりがちです。
おおまかにはこんなところです。
では、音域的に被るヘッドボイスと比較してみましょう。
まず、ヘッドボイスは、聴いた感じでは、柔らかさ2割、金属音8割といったところ。
コーディネートファルセットともよく似ているのですが、ヘッドボイスの方がより鋭い金属音的な鳴りをするので、ハードロック、メタルなどのハイトーン、シャウト部分には適しています。
逆に、声が鋭いので、しっとりとした曲には不向きかもしれません(熟練者は上手いかもしれませんが)
続いて、ミックスボイスとも比較してみましょう。
ミックスの特徴は以下の通り。
・喚声点以降の裏声域を地声のように力強く歌うことが出来る。聞こえてくる歌声は、地声そのもの。
・喚声点を地声の感覚のまま超えることができ、ヘッドボイスと一本に繋がる感覚がある(100%同じというわけではないですが)
・喚声点以降の裏声域でも、意図的にファルセットに裏返すことが出来る
コーディネートファルセットとの一番の違いは、聞こえ方ではなく、意図的にファルセットに裏返すことが出来るというところです。
意図せず裏返ってしまう、ではなく、「意図的に裏返すことが出来る」、です。
これが、自分がミックスボイスなのかコーディネートファルセットなのかの判断材料になります。
逆を言えば、裏声域で、意図的にファルセットに裏返せない時は、ミックスボイスは出来ていないことになります。
喚声点をクリアしただけではミックスボイスにはなりませんので注意です。
こんなところでしょうか。
どちらにも特徴があり、一概に優劣が決まるわけでもないと思いますが、やはりミックスボイスを覚える方が便利かなとは思います。
ミックスボイスが出来ればコーディネートファルセットもおそらく出せますので。
その逆はかなり難しいと思いますので、出来るならミックスボイスがを目指しましょう。
ヘッドボイスとミックスボイス、そしてコーディネートファルセットの特徴を比較していきます。
まず、コーディネートファルセットがどういうものかと言うと、文字通り強化したファルセットです。
通常の裏声のように弱々しい声ではなく、かと言って完全な金属音的な声でもない、適度な柔らかさと、適度な金属音が混ざったような声になります。
僕の場合だと、聴いた感じでは、柔らかさ7割、金属音3割といったところでしょうが人それぞれです。
・喚声点で裏返ることはなく、地声~裏声間を行き来することが出来る
・喚声点付近では裏声に切り替わったような感覚が残る
・声質が柔らかいので、しっとりしたバラード系(EXILEとか森山直太郎とか)にはマッチする(彼等がどの歌い方かは知りませんが)
逆に、力強く歌えないというデメリットもあります。
強化したと言っても、あくまで裏声なので、地声のようなガラガラ声、力強さを出すことができません。
ゆえに、ハードロック系統では声が綺麗になりすぎて物足りなくなります。
特に、喚声点付近は弱くなりがちです。
おおまかにはこんなところです。
では、音域的に被るヘッドボイスと比較してみましょう。
まず、ヘッドボイスは、聴いた感じでは、柔らかさ2割、金属音8割といったところ。
コーディネートファルセットともよく似ているのですが、ヘッドボイスの方がより鋭い金属音的な鳴りをするので、ハードロック、メタルなどのハイトーン、シャウト部分には適しています。
逆に、声が鋭いので、しっとりとした曲には不向きかもしれません(熟練者は上手いかもしれませんが)
続いて、ミックスボイスとも比較してみましょう。
ミックスの特徴は以下の通り。
・喚声点以降の裏声域を地声のように力強く歌うことが出来る。聞こえてくる歌声は、地声そのもの。
・喚声点を地声の感覚のまま超えることができ、ヘッドボイスと一本に繋がる感覚がある(100%同じというわけではないですが)
・喚声点以降の裏声域でも、意図的にファルセットに裏返すことが出来る
コーディネートファルセットとの一番の違いは、聞こえ方ではなく、意図的にファルセットに裏返すことが出来るというところです。
意図せず裏返ってしまう、ではなく、「意図的に裏返すことが出来る」、です。
これが、自分がミックスボイスなのかコーディネートファルセットなのかの判断材料になります。
逆を言えば、裏声域で、意図的にファルセットに裏返せない時は、ミックスボイスは出来ていないことになります。
喚声点をクリアしただけではミックスボイスにはなりませんので注意です。
こんなところでしょうか。
どちらにも特徴があり、一概に優劣が決まるわけでもないと思いますが、やはりミックスボイスを覚える方が便利かなとは思います。
ミックスボイスが出来ればコーディネートファルセットもおそらく出せますので。
その逆はかなり難しいと思いますので、出来るならミックスボイスがを目指しましょう。
へーそうなのか~
多分俺もコーディネートファルセットだな 裏声への切り替えが裏返らずに
すっと移動するから
まさゆきさんなら分かると思う
vistlip Recupe
http://www.youtube.com/watch?v=3vo_7QkZO6o
このVoはコーディネートファルセットかなと思う
裏声の切り替えで裏返ってないから
by 弥勒雨月 (2012-05-31 17:12)
>弥勒雨月さん
初めまして(ですよね?)、コメントありがとうございます。
>多分俺もコーディネートファルセットだな 裏声への切り替えが裏返らずに
すっと移動するから
→裏返らなくなるのは大きな一歩ですよね。
正直、今でもカラオケではこれで十分だと思っています。
ミックスでもコーディネートファルセットでも音域はほとんど同じですし、歌えるレパートリーは格段に増えますしね。
>このVoはコーディネートファルセットかなと思う
裏声の切り替えで裏返ってないから
→そうですね、ミックスではないと思います。
①地声と裏声の切り替えがかなり目立っている
②息漏れが多い
以上のことから、コーディネートファルセットと言うより、普通のファルセットのような気がしますね。
コーディネートファルセットならもっと声量が出せますし、ヘッドボイスほどではないですが鋭い音も出せます。
コーディネートファルセットでも慣れてくれば、地声と裏声の差はほとんど出てこなくなると思います。
by まさゆき (2012-06-01 23:23)